くればやしひろあき著
『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』
(青山ライフ出版)
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くればやしひろあきです。
16年間中学校の先生をして独立し、今は学校や幼稚園の先生、保育士さん、スポーツ指導者、経営者の方に、マネジメントのサポートをさせていただいております。
思ったように、人が動いてくれない。
思ったように、人が育ってくれない。
そんなリーダーに届けたい本を書きました。
その名も
『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』(青山ライフ出版)
です。
6月8日にふらっとAmazonをのぞいたら、「マネジメント」のジャンルで新着ランキング1位になってました。発売日はまだまだかなり先の7月11日です。
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リーダー不在でも回る組織をつくるには?
僕はずっと生徒指導の仕事をしてきました。
毎日校内のあちこちで、いろんな先生から呼ばれるんです。
「〇〇君がボンタンで来ました」
「□□さんがトイレでタバコ吸ってます」
「廊下で喧嘩です」
「校門に他校生がバイクで乗り付けてます」
「保護者からご指名です(笑)」
そのたびに、教室は「子どもたち」にお任せして、現場に急行していました。
学級担任として、ちょっとだけ重めのクラスを受け持つわりに、あまり教室にいない、そんな先生でした。
ですから、普通の先生が「どうやって良いクラスを作ろうかな?」と考えている横で、僕は「どうしたら先生がいなくても組織が回っていくかな?」を考えていました。
リーダー不在でも回るにはどうしたらいいか。
指示や指導がなくても活動させるにはどうしたらいいか。
それを考えたとき最も大切なことは、「いかにして人を育てるか」ということでした。
組織は「人」でできていますから、それはそのまま「組織を育てること」につながったのです。
その経験は独立した今も生きていて、イベントするときも、僕がいなくても回っていくようになっています。
この本が生まれる前の話です。
出版社の社長さんと話をしていたときのこと。
当初の出版企画書は「慕われるリーダーになるには」という本でした。
「リーダーって、そんなに慕われたいと思ってるのかな?」
と言われ、
「君が本当に書きたいのは何なの?」
と尋ねられました。
それで、「自走する組織」の話をしました。
実は最初は「自走する組織」という出版企画を考えていました。
いつも僕がいなくても組織が回っていく。
学校の先生のときは先生や生徒が、イベントのときはスタッフが自分で考えて自発的に動いてくれる。
自分がいなくてもうまくいくんです。
でも、そんな話、読者のニーズがないよなって思いました。
だって、ちょっと淋しくないですか?
必要とされなくなるなんて。
ただ、みんなから必要とされなくなると、なぜか結果的にみんなから慕われるので「慕われるリーダーになるには」という出版企画書を作りました。
そんな話をしたら、出版社の社長さんがおっしゃるんですね。
「えっ!そっちの方がいいじゃん!
それ、すごくいいじゃん!」
「だって、
自分ががんばらなくても
みんなががんばってくれる
って話でしょ?
そっちの方がみんな知りたいよ。
それ、書きなよ」
そんなやりとりがありまして、この本は生まれました。
サブタイトルは「統率力不要のリーダー論」です。
統率力はいりません。
だって、僕はその場にいないので、統率できませんし…。
じゃあ、何をしていたのでしょうか?
…という話を、たくさんのエピソードとともに書き綴っています。
くればやしひろあき著
『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』
(青山ライフ出版)
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みんなの声
↑パソコンからしか入力できないみたいです。ごめんなさい。
最後に
人は1人では生きていけないからこそ、会社や学校、チーム、地域社会、そして家庭が、それぞれの人にとっての居場所でなければなりません。
これまで「子どもたちの自殺を防ぎたい」とクラファンをして映画上映ツアーをしたり、「児童虐待はお母さんを責めても防ぐことはできない」と「子育て万博」というイベントを主催してみたりしてきました。
今は学校の先生やスポーツ指導者、経営者さんたちと、アプリ開発をしたり組織づくりの勉強会を開いたりしています。
僕の中で一貫したテーマは、「誰もが生き生きと活躍できる社会を創造する」です。
この本にも、そのエッセンスをたっぷり詰め込みました。
誰もが生き生きと活躍できる社会をつくるために、学校の先生やスポーツ指導者、経営者さんたちリーダーは何ができるのかを、余すことなく書き綴りました。
この本はマネジメントとリーダーシップの本です。
でも、読み終わったときには「他者に優しくなれる」、そんな本だと思っています。
この本がリーダーであるあなた自身と、あなたのもとに集まる多くの人たちの幸せにつながれば最高です。
くればやし ひろあき
著者プロフィール
「自分で考え、自分で行動する人を育てる」をモットーに、16年間公立中学校で3,000人以上の子どもたちや若手教員を指導。文部科学省から派遣され当時世界最大の児童生徒数だった上海日本人学校や市内で最も荒れた中学校などで生徒指導のリーダーを務める。
独立後はその経験を生かして幼稚園や保育園、小中学校などで講演活動を行う。また、学校の先生やスポール指導者、経営者などを対象としてセミナーは、常に満員御礼を記録。
人間関係づくりのセミナーやコンサルティングを通して、企業や学校、チームからご家庭まで、大小さまざまな組織のマネジメントをサポートしている。
2017年には「子どもたちの自死を防ぎたい」とクラウドファンディングをして県内8会場映画上映ツアーを主催。2018年・2019年には「児童虐待」をテーマに『子育て万博』を主催。多くのボランティアスタッフのマネジメントを行う。
2021年にはパリコレキッズユニットを初招致して開催した『Japan Kids Fashion Week2021』のキッズモデルのマネジメントを担当。
独自のアルゴリズムで人材分析を行う人事支援アプリ『CrewDocks®︎』を開発。
TikTokに「人間関係づくり」をテーマにしたショート動画を配信し、フォロワー数は11万人を超える。