これからのお話です、、、

GPにご参加いただいるあなたに手紙を書きました。

少しだけお付き合いください。

いろいろあって、心配をかけることになってしまいました。

どうすることもできませんでしたが、ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいです。

でも、下を向いているわけにはいきません。

今年は「変革」と「転換」の1年です。

まさに、運気の通り。

思ったようには行かないけれど、すべてはうまく行くようにできていると信じて、突き進んでいます。

さて、ご存知の通り、僕は中学校で16年間、先生をしてきました。

教室には40人の思春期の子どもたちがいて、たしかに大変ではあるのだけど、一人ひとりを知れば、いろんな子がいて、一人として同じ子はいないんだな、と思いました。

教室で席に座っていられない男の子。

真面目な女の子で、真面目であるがゆえに、周囲の些細な一言が許せず、衝突してしまう子。

「あの子は悪い子だ」と言われるけれど、家庭訪問をしてみれば、彼が荒れずにはいられないその境遇が垣間見えて胸を痛めたこともありました。

兎にも角にも、みんな違う。

違うから、お前はダメだ!ではなく、違うからこそ素晴らしい!

そんな世界を僕は毎日眺めてきました。

僕はずっとずっと人間を眺めてきました。

子どもだけではありません。

いろんな保護者や、いろんな先生も眺めてきました。

本当に人間はみんな違うんです。

   

   

感じ方も、考え方も、育ってきた環境も、生まれ持ったDNAも、何もかもが違うんですよね。

だけど、他者と接するとき、僕らは相手を同じ味覚や同じ聴覚や同じ感性や同じ考え方をもって生きていると錯覚してしまいます。

だから、衝突します。

「なんでそんなこと言うの?」

「なんでそんなふうに考えるの?」

人間関係って、本当に難しいです。

みんな違うから、難しいんですよね。

そのことがわかってから、僕は相手を理解しようと努めるようになりました。

相手にも相手の言い分があるんだな、と耳を傾けるようになりました。

毎日正座をさせられ、自殺しようと思ったこともありました。

堅気ではない人たちに囲まれ、背中に鉛のような汗をかいたこともありました。

不良少年たちに担ぎ上げられ、スーツのままプールに投げ込まれそうになったこともありました。

たくさんの修羅場を潜りながらも、僕は目の前の人を理解しようと懸命に生きてきました。

そうやって他者を理解しようとすると、心に橋を架けられるんです。

不良少年と呼ばれ、他の先生から蔑まれるような子とも。

モンスターペアレンツと呼ばれ、他の先生から疎まれるような人とも。

ちゃんと橋が架けられる。

僕は橋を架けることで、ずっとずっと人間関係を育んできました。

「どうしたら心に橋を架けられるか」

それだけを考えてきました。

目の前の人の心に橋を架ける方法は、たった一つしかありません。

それは相手を理解しようと努めることです。

人にはそれぞれ、持って生まれた種があるのだと思います。

ひまわりの種で生まれたら、ひまわりの花が咲くのが当たり前。

あさがおの種で生まれたら、あさがおの花が咲くのが当たり前。

でも、多くの人は自分ではない何か別の花を目指してしまう。

本当は自分の花を咲かせることが大事なのに。

僕は「目の前の人の持って生まれた種は何だろう?」をずっとずっと考え続けてきました。

そして、その人の花が咲くように、いつもいつも関わってきました。

それこそが教育者の仕事だと考えていました。

あの不良少年とも、発達障害と診断されたあの子とも、不登校でずっと学校に来なかったあの子とも、モンスターペアレンツと呼ばれたあの人とも。

僕はただ、僕はただ、理解しようと努めてきました。

気がつけば、僕は生年月日から命式を読み解く技術を身につけ、それを講座で教えるようになり、たくさんの門下生が集まるようになりました。

その多くは学校の先生や保育士、スポーツ指導者や経営者、そしてパパとママです。

「自分と関わる人を幸せにしたい」

そんな素敵な仲間でした。

でも、それは僕がやってきたことと親和性が高かったというだけの話です。

僕の講座は「占い」ではなく、人間を理解するモノサシとしてデータを見て、「どう関われば花が咲くか」を追求する時間だったのは、もうご存知ですよね。

昔、講演会で「ひまわり」と「あさがお」の話をしたらね、「先生、親は自分の子の種がわからないから苦労するんです」と言われたことがありました。

その通りだな、と思います。

みんな、わからないから苦労するんですよね。

僕は3000人以上の子どもたちに出会ってきました。

目の前の子たちの種が発芽し、茎を伸ばし、葉を広げ、やがて花が咲くお手伝いをずっとしてきました。

思春期という多感で、誰よりも手のかかる難しい年齢の子どもたちとずっとずっと関わり続けてきました。

その経験が今の僕の思想や哲学を作っています。

人の持って生まれた才能をすべて発揮できる社会が、健全な社会だと思っています。

その人がその人らしく生きて、その姿が承認されて、自分の居場所がある社会が、本当の意味で成熟した社会だと思っています。

そんな社会を作りたいです。

だから、僕には仲間が必要です。

本当にみんなには迷惑をかけ、心配をさせ、不安な気持ちにさせ、ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいです。

その思いでここまで動いてきて、アプリの再開発プロジェクト計画も形になり、新たなスタートを切る準備が整いました。

新たな気持ちで、もう一度僕を信じてついて来てくれる仲間を募りたいと思います。

いっしょに、僕といっしょに。

もう一度、僕と歩んでくれる方を募集します。

さて、いよいよ、僕にとって、本当の意味での、僕のすべてをお伝えする講座が始まります。

もう門下生講座と名乗る必要はありません。

この講座で僕はすべてを伝えたいです。

たぶんあなたにとっては、すでに聞いたことのある話も多いかもしれませんが、新鮮な気持ちで参加してほしいな、と思っています。

ここまで学んできたことは無駄ではありませんし、それを生かしてさらに前に進むための講座なんだとご理解ください。

一言で言えば、人間を理解する講座です。

「人間の悩みの9割は人間関係だ」と心理学者のアドラーさんも言っています。

人間を理解し、人間関係の問題を紐解いていく講座です。

人生におけるあらゆる問題を解決する時間になるでしょう。

でも、これまで同様、僕があなたに教える訳ではありません。

あなたと僕は、先生と生徒の関係ではないのです。

ともに学ぶ仲間です。

あなたが僕から学ぶこともあるでしょうし、僕があなたから学ぶこともそれと同じくらいあります。

これから一生、僕とあなたはともに学び、ともにこの世界にインパクトを与え続ける仲間になるんです。

ともにこの世界を創造する仲間になりたいんです。

このメッセージだけでは伝わらないこと、たくさんあると思います。

だから説明会を開きます。

僕の始める新しいプロダクトにワクワクしたら、説明会に参加してください。

GPのみんなには特別なオファーを用意しています。

ざっくり説明しておくと…

・この講座はオンライン講座とリアル講座を組み合わせたハイブリット型講座です。オンライン講座はZOOMで、リアル講座は東京からも大阪からも参加しやすい名古屋で開催します。

・情報共有はFacebookグループで行います。オンライン講座、リアル講座ともにレクチャー部分はアーカイブとして残しますので、復習や欠席した際のお勉強にお役立てください。

・CrewDocks®︎の有料版をご利用いただけます。

・リアル講座は12月3日(土)・12月4日(日)と最終回の3月25日(土)・3月26日(日)に開催します。できるだけご参加ください。