1冊ご購入特典ページ

こちらのページは、『自走する組織の作り方 統率力不要のリーダー論』(青山ライフ出版)をご購入いただいた皆様へのプレゼントページになります。

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全国で開催!無料の出版感謝講演会

テロップデータ

はい、ありがとうございます

すごいね

15分前に司会を頼みました

適材適所

なんとなく、でも朝来るときに

誰が司会をお願いできるかなと思ってね

彼女にお願いしようと思いました

打ち合わせは一切してません、何を話そう

何を話してもらうかを決めてなかったんですけどね
お願いをしたら、やっていただけて

素敵なスタートを切れたかなと思っております

ちなみにですね
今日、私、初めましての方いらっしゃいますか

そんなにいらっしゃらない

ありがとうございます

ご縁がある方ばかりという感じで

自己紹介しておきましょう

(株)ミナクル組織研究所の代表取締役をしております
くればやしひろあきと申します

16年間名古屋市の中学校とそれから上海の

日本人学校で教員をしてきまして

中学校の国語の先生をしてきました

主な仕事は生徒指導でした

でも生徒指導って聞くと、いかがですかね

なんかこう、子どもたちのね

朝の登下校を見て前髪がまつげに…

まつげじゃないわ

眉毛にかかってるぞとかね

スカートの丈がどうだ
靴下の色がなんだって

ごちゃごちゃごちゃごちゃ細かいことを言う

何か先生のイメージあるじゃないですか

僕その立場はほとんど
経験させてもらえなかったんですよ

ほとんどが、学校に乗り込んでくる

いわゆるヤンキーと呼ばれる子たちの
相手をしたりですね

校長出せって言ってくる保護者が来ると

「まあまあ校長先生、ちょっと待ってください」と言って

その親の対応をするというようなね

そんなちょっと特殊なお仕事をずっとしてきました

で、16年間、学校の先生をして

やりきったかな

この仕事でできることは一通りやったかな

ということで独立をして

今はですね

セミナーをしたり、アプリを作っていますが

アプリを作ったりですね

本を書いたり、
いろんなことをさせていただいております

はい、というわけでね

今日は出版感謝講演会ということで

ようやく本が出まして、ありがとうございます

えっと、けっこうノープランで

ここに立ってるんですけども

今日この本ができたストーリーから

スタートしていこうかなと思うんですけども

本を書くのに7年かかりました

一番最初に行った(出版)セミナーで、

一番最初に行った(出版)セミナーは

結構有名な出版コンサルタントの方の

セミナーに行ったんですよ

毎日仕事が、学校が名古屋駅だったので

仕事が終わると新幹線に飛び乗って

その会場、東京セミナー会場へ行く

セミナー会場で、(参加費)1万円払って

出版の自分の企画書を持っていって

こんな本出したいんですけど

っ言うと

「こんなのダメだ」って、ワーっと言われて

ショボーンとして

夜行バスで帰り

朝そのまま職場へ行って仕事をする

で、その日のうちに出版企画書を

書いて、また送って

また3日後ぐらいにセミナーがあるんですよ

またセミナーに行く

またぼろぼろにされ

そのセミナー、(審査に)通ると50万円払って

出版塾に入れるんですよ

で、また1万円払うんです、一万円払って

テストを受けて駄目だって言われて帰ってくる

また1万円払ってテストを受けにいく

帰ってくるっていうことをして

あー、俺は本が出せない人なんだなと思ってね

7年前、そこからスタートしました

ふと、その時に言われたことを

2日ほど前に思い出して

その日、実は(そのセミナー講師に)手紙を書いてて

「最近、本、出せるようになりました」って

手紙を書いてて、その時に思ったんです

その時、何を書いてたかというと

「がんばらない子育て」っていう企画書を作ってました

子育てはがんばらないほうがうまくいきますよっていう

企画書を作って書いたら

「こんなの誰でも言えるじゃん」

子育てのことなんて誰でも語れるでしょ?

子育てとか教育って一番

人が語りやすいことなんだよね

誰でも喋れることだから

そんなのあなたから聞きたくない

って言われまして

そのときはね、ぶっちゃけむかついたんですよ

殴ってやろうかと思って

すげー腹が立ったんですよ

でも、その時言われたのが

じゃあ、君にしか書けないテーマは何なんだ?と

あなたにしか書けないことを書かないと

誰も読みたくないよって言われたんです

そんなこと、ないよ

って思いながら7年経ちました

そこに座ってるチコちゃんがですね

ちょっと紹介していい?

彼女は法律関係の

本の出版社の編集者さんなんです

僕は手がない

どうしていいかわからないので

彼女に相談をしまして

一緒に作ってくれないかと

企画書を一緒に作ってほしい

っていうお願いをしました

そこから二人三脚でですね

スタートなんだっけ

慕われるリーダーになるには

カリスマ性ゼロのリーダーになるには

何かそんなようなテーマで作ってたんです

二人で喋りながらいったい

僕はカリスマ性がないのかって

そもそもカリスマ性ってなんだとかね

そんなのを考えながら

ずっとリーダーの話を書いてて

でも、リーダーの本を書くの、嫌だったんです

なぜかというと、僕、最後の学年

学年主任でした

これがね、あまりうまくいかなかった

若い教員と、ベテランが僕だけ

みたいな職場で

なかなかコミュニケーションがうまく取れずに

最後、卒業はさせましたけども

良い組織になったとは言えなかったので

なんかリーダーのことを語るのって

偉そうで嫌なんだよね

っていうのはどこかにあったんです

でもそういうことも含めて

自分のダメなところも含めて

全部書けたら

それでいいのかなと思ってね

今回の本を作りました

チコちゃん、一個だけ聞いていい?

僕と半年くらいやりとりしたじゃないですか

チコちゃんがそこで得られたことは何ですか

くれちゃんいつも

朝顔の種を植えたら朝顔の花が咲いて

ひまわりの種を植えたら

ひまわりの花が咲くって

一人一人のその個性を生かすことが大事って

おっしゃってて

今回私は一緒に企画書を作る

っていう役割を与えてもらって

私も生かせてもらったことに

すごく感謝しています

ありがとうございました

まあとりあえず話を聞きながら

かわいいなと思いながら聞いてましたけども

はい、あのでもね

本当、力を貸していただいてね

いい企画書ができました

ちなみに出版社の方に

その企画書を持って見せたところ

そもそもリーダーって

慕われたいと思ってるか?って言われて

別に慕われてなくても

成果が出てたらいいんじゃないのって言われて

ああ、そうっすね…で

本当は君、何が書きたかったの?って言われて

最初はなんか僕の周りって

みんな勝手に動いてくれるんですよ

今日、のんちゃんがね

受け付けしてくれてますけどね

なんかお釣りのこととか全部

準備してくださったり

あのなんだ

さなちゃんがね

司会してくれたりとか

会場の準備してくれたりね

お花の準備してくれたり

今までいろんなイベントやってきましたけども

みんななんか勝手に動いてくれるんですよね

学校の先生の時も

僕あんまり教室に行けなかったんですけど

子どもたちが勝手にやるから

なんか良いクラスになってて

いろんな先生から

くればやし先生のクラス

良いクラスですね、って言われるんだけど

あんまり何もしてないから

「いや…ありがとうございます」

って言いながら

いや、それ、僕がすごいわけじゃないですよね

って話をしていて

なんか勝手にみんながやるんですよ

って話をしていたんです

自走する、勝手にみんながやる組織になるんですよね

って話をしたら

そっちのほうが聞きたいじゃん

だって、あなた何もしないんでしょ?

僕、何もしないんですよ

でも、何もしないで、みんながどんどん動くんでしょ?

動くんですよ

それはどうするの?

それを教えてよ

って言われて書いたのが

今回の本です

で、僕、自信がなかったので

良いことばっかり書いてないです

駄目な自分がいっぱい書いてあります

それから子どもの頃の話も

いっぱい書いてあります

それからいろんな、今ね

社長さんたちと

お仕事する機会、いっぱいあります

その時に聞いた、社長さんから聞いた

育成の話とかもいっぱい書いてあります

なんかこういうリーダー本って

結構正しい本がいっぱいあるんですよ

こうやってやったらいいですよ

こういう方法がありますよ

世界的にはこういうのがトレンドですよ

っていうのはいっぱいあるんですけども

でも、その本の中に

結構具体的なエピソードとか

一体じゃあ

それは何をしたらそうなるんだ?

例えば心理的安全性の高い組織を作ろうって

よく言われるけども

実際何したらなるんですか?

っていうことは

どこにも書いてなくて

じゃあ、そういうことを書いていこう

と思って書いてみました

今日はですね

皆さんと一緒にね

お話をさせていただきながら

人との関わり

どう関わったら

その人がやる気になって

自分から動いてくれて

良い組織になるんだろう

それは会社だけじゃなくて

チームであったり

学校であったり

家庭であったりね

いろんな、大きな組織から

小さな組織まであると思うんですけども

いろんな組織が自分たちのね

意欲的に動いてくれるには

どうしたらいいかっていうことをね

一緒に考えていけたらいいかなと思ってます

では最初に、師匠受け売りですけども

終わった時どうなっていたら

最高ですかってことをね

皆さんで考える時間から作っていこうかな

と思います

聞きたいことは3つあります

今日呼ばれたいお名前は何ですか?

名前が分からないと

この人は一体誰なんだろう?ってなります

名前ぐらい教えてください

今日呼ばれたいお名前は何ですか?

2つ目は

今日のご縁は何ですか?

どうしてこの講演会を知りました?

どうして僕のことを知りましたか?

そんなご縁はどんなところにありましたか

そして、今日終わったとき、どうなっていたら

最高ですか?を伝えていただきたいと思います

はい、ありがとうございます

では、こちらをご覧ください

このままほっといたら12時に

なりそうなので

ちょっとお話をしていこうかなと

思いますけども

この本のエッセンス、中心にあるのは

何かなって今ずっと考えてました

書いてあることは

相手をちゃんと理解して

その人がどうしたいのかを知って

背中を押してあげて

必要なフォローするだけっていう

そんなに難しいことは書いてないんです

でもそれを実際、実践するっていうのは

なかなか骨の折れることかなと思っています

いくつかエピソードをお話をしていこうかな

と思うんですけども、ある時

虐待を疑われる子がいました

体に傷を作ってくるので

僕らは子どもたちの足とか

手とか首とかを見て

「あ、この子なんかあるな」って思ったり

あと制服の汚れとかね

靴下の汚れとか

靴が破れているのに

靴を変えてもらえてないとか

歯の検診とか心臓検診とか結構重いやつなのに

見てもらえてないとか

そういう細かいものをずっとチェックしてるんです

で、保護者がちゃんと子どもにね

必要なことをしてくれてるかな

っていうことをいつも見ています

その子の場合は

身体に傷を作ってくるってことが

昔からある子でした

僕が赴任する前から

ちょっとあの子、よくそういうことがあって

保護者に連絡したこともあるんだよね

っていう子で

でも親はその話を聞いてくれない

そんな家庭なんですっていう相談を受けました

僕はちょっと家庭訪問したいんだって

話をしたんです

管理職からはちょっとやめといてほしいと

もしかしたら堅気じゃないかもしれない

ちょっと行くのは躊躇して

僕らも行ってこなかったんだって言って

僕はもともと、以前いた学校で

そんなご家庭によく行っていたので

いいですよ、別にそんなの

堅気の人間なので

公務員にそんな変なことしないですよ、って言って

喋りにくいな、高いところ…

で、行ったんです

玄関開けてみて、パッと見てわかる

何百件、何千件って見てて

玄関開けたときの玄関の雰囲気で

ここは違うなってわかるんですよ

もうなんかね

そういう大変なご家庭って

玄関開けた瞬間から

おーう…、大変だ

これ大変だぞっていう

あるんですよ

臭いとかなんかこう

靴の、靴がすごいことになってるぞ

みたいな、ゴミの出方とかね、もっと言うと

家の前に立った瞬間に

なにか漂ってるんですよ

で、ここは違うなと思って

出てきた父ちゃんはすげー怖いの

すごい怖かったんだけど

お父さんごめんね

ちょっと家の中あがっていい?って言ったら

「ああ、いいよ」って、すっごい最初不機嫌で

でも、お父さん不機嫌なんだけど

「あいつの部屋だよ、見てってよ」っとか言われて

部屋の中を見て

「お父さん、どんなことあった?」

って話をずっと聞いてたんです

お父さんが何を言ってたかって言うと

今までずっと担任の先生は

虐待だ!すぐ手を挙げるのは虐待だ!って言って

俺の話、全然聞かないで

児童相談所に訴えるぞ

訴えるぞ!って学校の先生は
絶対言ってないですよ

言ってないけども

そういう話ばかりしてきて

俺の話なんか全然聞かないんだよ

あー、お父さん、それはごめんね

「座って話しましょうか」って言って

「先生、リビング行って」って言って

綺麗なリビングなんです

コーヒー飲む?お茶でいい?

じゃあ、コーヒーで

俺、コーヒーね、好きなんだよね

とか言いながら、淹れてくれてね

で、飲んでたんです

お父さん何があったのって聞いたら

いや先生聞いてくれい、あいつなぁ

俺は理解できない

実はお父さんとその子は

親子の関係ではなかったですね

連れ子の関係でね

お父さん結構立派な方で

いわゆるやんちゃ坊主たちを

スポーツの指導者でね

トレーニングする

ちょっとやんちゃ坊主集めて

そういうスポーツの指導をしている方で

結構その場で手をあげるんだそうです

やんちゃな子たちに

言うこと聞かないから

手をあげて、「お前ら帰れ」とか言うと

みんななんか泣きながら

そんなやんちゃな奴らが泣きながら

「もう一回やらせてください」とか

言ってきて「じゃあ、がんばれよ」

みたいなこと、よくあるんですと

だから俺もあいつに、殴って

「出てけ!」って言ったんだよね

「お父さん、どうなった?」

「出てったんだよ」

帰ってこないんだよ

意味わかんなくてさ

そうなんですね

他になんかない?

あのね…

洗濯物してさ

干しとけよって言ったの

で、お父さんどうしたの?

でさ、帰ってきたらさ、びっくりだぜ

タンス開けたら濡れたままの洗濯物が

全部タンスの中に埋まってんだよ

で、お前何だ?干したのか?

洗ったのか?畳んだのか?って聞いたら

僕はやった!

俺、意味がわかんなくてさ

殴るよね

いやいやお父さん、殴っちゃダメなんだけど

で、その後も

こんなことがあってね

あんなことがあってねって

ずっと聞いてて

そうなんだね、そうなんだね

お父さんね、大変だったね

あのー、これね

発達っていうのには

凸凹あってね

言葉で言ってわかる子もいれば

わからない子もいて

じゃあ、手をあげたらわかるのかっていうと

そういうものでもなくて

そういう状態の子もいるんですよって

発達にはいろんな凸凹がありますよ

ちょっとそれをね、一緒に

お父さん、一緒に考えない?って言ったら

そういうのがあるのか

俺、知らなかった

誰も教えてくれないぞって

そうだね、ごめんね

お父さんって話をしてね

最後一緒に児童相談所に行って

虐待案件ではなくてね

発達検査を受けるっていう形で

つないで一緒に対応する

っていうことをしてきました

理解しようとするって

すごく大事だと思っていて

ついつい表面を見て、この人はこんな人だろう

その人の物言いを見て

この人は何か

やんちゃな人なんだねとかね

理解力の少ない人なんだな

とか困った人なんだな

とか見ちゃうんだけども

よくよく話を聞いていくと

なんかこの人にはこんな一面があったんだなとかね

こんなことを感じていたんだなっていうのをね

知ることができます

僕結構そういう
教員人生だったんですね

目の前の人のことを

一生懸命知ろうとすることがまず大事だった

なんか僕にすごい教育的な技術が

あったわけじゃないんです

でも目の前のことを一生懸命がんばるということと

目の前の人と一生懸命関わろうとするっていうのがね

すごく大事でした

TikTokの動画にも出したんですけども

ある日正門にですね

ロケットカウルっていうんですか

こんなカウルのついたオートバイに乗った

子がですね

正門に来たんです

先生たちがみんな正門に行ってね

帰りなさいとやるわけですよ

バイクの子たちがブンブンやりながら

うるせー、ばかやろー!

とか言ってこうやるんで

今度うちの学校のやんちゃな子たちがですね

俺らも乗せろとか言って

もうお祭りになるんですね

だんだんこう彼らも盛り上がってくると

ブレーキが利かなくなってくるので

どんどん盛り上がってくる

僕、授業だったので

授業しながら窓から覗きながら

始まっちゃった、面倒くさいなと

正直、面倒くさいんですよ

仕方ないなと思って

授業が終わってから、はい、皆さんごめんなさいね

一番先頭まで行って

じゃあ、とりあえず先生方

皆さん、はい、一旦お戻りください

いったん職員室に下がってくださいって言って

やんちゃんな子たちも、向こうに行きなさい

って交通整理をしてですね

その、こういうバイクの子とですね

2人きりになりまして

で、最初はその子もですね

うるセー!お前なんだ、馬鹿野郎とか

ビートたけしみたいに、なんだばかやろー

って言ってるわけですよ

よくわかんないけどさと思いながら

でも僕もそのバイクが面白くて仕方なくて

前、見えないじゃないですか

これすげえなと思って

これすごいね

何これすごいじゃん

って言ったら「先輩からもらった」って言って

へーそうなんだって言って

改造だらけ、たぶん違法改造なんでしょうね

いろんなところ改造してあるので

これはなに?自分でやったの?

これは俺ができなくて先輩にやってもらった

そうか、これも改造してあるね

これは俺がやったんだ

できるの?そんなこと

俺はできるんだぞ

すごいね、このマフラーは?

これは改造してめちゃくちゃ音がでかい

今鳴らしてやろうか

絶対鳴らさないの

授業中鳴らすな、とか言いながらね

ずっと喋ってたんです

何か向こう行きなさい

と言っても絶対行かないので

とりあえずこの子と仲良くなるしかないな

と思って

おお、そうか、すごいね

いいね、これ、かっこいいねって話

ずっとしてたら彼はですね

突然、ねえ、先生って言うんですよ

「えっ」と思って

まず俺はお前の先生ではない

と思いながら

「どうした?」って言ったら

俺、ちょっと迷惑かなっ言うんで

ちょっと迷惑かな、、、かもしれないなぁ

俺はいいけど

ちょっと迷惑かもしれないな

あのもし良かったら

向こうの交差点までいくか

押して行けよ

よしじゃあ行こう、一緒に行こうってね

交差点まで押していって

で、あのー

また来ていいかな?って言うんですね

それはだめだ、また来たら

警察とか

呼ばれちゃったりするから

「また」はダメだけど

あのまあ自分の学校あるだろ?

そこでがんばるんだぞ、みたいな話をしてね

お帰りいただきました

橋をかけるってすごく大事だなと思っていてね

最初のお父さんもそうだし

その子もそうなんですけども

何かテクニック的にね

心理学的にどうのこうの

とかそんなんじゃなくて

とりあえず仲良くなって

相手のことを理解しようとするっていう

もうそこをスタートにしないと

人間関係の橋が架けられないんですよね

で、その人間関係の橋が架けられた後で

こちらのオファーが届く

こっちから何かいろんなね

どかしなさいとか

お父さん、虐待やめなさい

みたいなオファーをしたところで

相手がその聞く耳を持ってないから

絶対届かないんですよ

だからスタートは橋を架けるってことをね

エネルギーをかけてやってきました

そんなお話はね

この本では真ん中辺りによく出てきます

なんで最初じゃないんだって話なんですけども

本って結構

僕いろんな本、読むんですよ

最初のほうすげえ楽しいのに

だんだんつまらなくなってく本って

結構多いんですよね

最後の章とか読んで

しんどいなっていう本が結構あって

たぶんそんなに字数書けなかったんだろうな

みたいなのが

ずっと書いてる人間だと

なんか伝わってくるんですよ

なのでそれ嫌だなと思って

講演会でいつも話をする

一番僕の人生変えた

やんちゃな男の子の話は

ど真ん中に持ってきています

なんか後半の方にね

ちょっとエネルギーかけたりとか

ちょっとエネルギー分散しながらですね

読み手が、最後まで

楽しく読めるような本を書きたいな

と思ってね

書いてきました

では、ここまでの話を聞いて

あなたが気づいたことや

感じたこと、考えたこと、思ったことは何ですか

ここまでの話を聞いて、あなたが感じたことや

気付いたことをちょっと書いてみてください

では、書けたところまでで結構です

先ほどのグループで

こんなことを感じたよってのを

お伝えくださいどうぞ

はい、ありがとうございます

皆さん、お話できたでしょうか?

目の前の人をしっかり理解していくってことから

スタートしてみてください

家族でも一緒ですよね

ご家族のことをどこまで理解できてるかって言ったら

夫婦でも20%しか

理解できてないって言いますからね

我が子のことだって

そんなに完璧にね

いろんなことを理解できているわけでは

ないだろうなと思います

だからこそ話を聞いて

理解をしていこうとするのが大事かなと思っていて

僕ずっとね、STRというものをお伝えしてきました

この人は、誕生日からね

この人はこんなところがあるよね

あんなところがあるよねって話をしている

そんな学問なんですけども

スタッフの のんちゃんと話をしていて

でもさ、あれ、何も解決してないと

俺は思うんだよね

っていう話をしていて

あの人ってこんな性格なんですよ

あの人ってこういう時にお金に細かいんですよ

あの人ってなんか脳天気なんですよ

わかります、それ当たってます

よく言われるんです

良かったって、みんな言うんですね

僕ずっと疑問だったんですよ

何も変わってなくない?現実は

ただ理解できただけで、何も変わってないよ

あの人はなんか几帳面

面倒くさい人だ

そうなんです、当たってます

なんか楽になりました

何にも楽になってないからね

本当は

わかっただけだからね

でもなんでみんな

それで楽になるんだろう?って

ずっと考えてて

あー、そうか

わからないから辛いんだ

わかったら、もう仕方ないか

って思えたら楽なんだろうな

っていうのを感じました

本の中にですね

今僕らが作ってるアプリの

詳細が入ってます

昨日かな

昨日GooglePlayの方に載りまして

これでAppleStoreとGooglePlayと

両方載るようになったので、これからは

そちらのアプリを展開していこうかな

と思うんですけども

そのアプリも何かを解決するかって言ったら

もしかしたら何も解決しないかもしれない

作っておいてなんだけども

でも理解した後で

じゃあ、こんなことしてみたらどうだろう

こんな風に関わったらどうだろうって

いうことをね

考えるモノサシにしていただけるんじゃないかなって

思っています

そうやって目の前の人を理解する

そしたら今度は組織を動かすために

その人にいろんなオファーをしていかなきゃいけません

私たちはよく人を動かそうとします

これやってください

あれやってください

こうしなさい

ああしなさい

勉強しなさいね

皿洗いなさい

洗濯物は裏返して出さないのよ

靴下は2つ揃えて出しなさい

オファーをします

でもなかなか動いてくれない

みんなはどうしたら人を動かせるんだろうか

どうしたらこの人は変わるんだろうか

って一生懸命考えるんだけども

僕はずっと人は変わらないし

他人は思ったように動かないですよ

それを前提に付き合わないとだめよね

って話をずっとずっとしてきました

で、組織を動かすときにはね

これがなかなか難しい問題なので

マニュアルを作ったりですね

指示を作って、命令系統を作って

こうしなさい、ああしなさい

ちゃんとやれれば、褒美を与え

やらなければ罰を与える、みたいなことを

ずっとしてきました

でも、僕の組織運営は

それと真逆のことをしてきました

マニュアルとかないんです

ルールとかないんです

役割分担とか与えないっていうことをね

ずっとずっと心がけてきました

今日も受付を皆さん手伝ってくださったり

なんかすごい素敵に飾って頂いたり

本を運んでくるね

車まで本を取りに行っていただいたり

いろんな方が動いてくださるんですけども

それは役割を決めたから

動いているわけじゃありません

じゃあ何を大切にしてきたんだろう

っていうことをね

ちょっとお話をしたいなと思うんですけども

いつもコンセプトとかヴィジョンとかを

ちゃんとみんなと共有するってことをしてきました

例えば今日ね、田中さんとリンさん、僕一緒にね

ファッションショーの事業を

させていただいておりますけど

今年は横浜で開催します

ぜひまた横浜お手伝い来ていただけたら

嬉しいなと思ってるんですけども

その時、去年ファッションショーが

名古屋能楽堂さんでやらせていただいて

五十人ほどのお母さんたちが

スタッフとして参加してくださいました

一応、便宜上、役割は作ってあったんですけれども

こうしてください、ああしてくださいという

マニュアルは一切ありませんでした

で、その代わりに一つだけ

共有していたことがあって

それは何かというと

私たちは何を大切にすべきか

っていうことだけが共有されてました

僕らが共有したことは

子どもたちを

保護者からお預かりした子どもたちを

ファッションショーのステージに

最高の状態で送り出し

そして最後、保護者に

ちゃんとお返しをするっていうことが仕事です

というふうに仕事を定義しました

そこだけです

そしたらね面白いことが起こりました

3日間のファッションショーなんです

一番下はね

年少さん

年中さんのね

4歳5歳のちっちゃい子たちがね、3日間

朝から晩まで

ショーだ、リハーサルだ!衣装替えだ!ってね

ずっとやってるんです

最後、全員、力尽きました

もう最後のショーの直前ね

ほぼみんなが立って寝てるんです

もうフラフラなんですね

もう全員動けない状態

野戦病院みたいなね、裏は

そしたら、すべてのお母さんがですね

その子たちを一人、私、
この抱っこしてるねって言ってね

全員抱っこされてるんです

で、ショーの順番に、出ていく順番に

列になってるんだけども

そこにお母さんたちが

子どもたちも抱っこして寝た状態で

抱っこしてて

全員が列になってて

ステージを、この、さあ、行きますよってところの

ここまで寝てるんですよ

で、ここで下ろすのね

ここで下ろして

「おいっ!」って言ったらね

目、覚めて、歩くの

なんだろうね、あれね

もう条件反射?

というかね、僕らからすると

途中で寝るんじゃないかぐらいのつもり

結構あるんですよね

こっから向こうの壁まで行って

戻ってくるぐらい歩かされるんですけど

歩いていって

ここで力尽きるんですよ

で、また寝てるっていうね

すごい状態だなと思いましたけども

でもね、それも

僕らが決めてやったことじゃないんです

その場その場でね、それぞれの頭で考えて

自分で判断をして行動できることが

すごく大事でした

本の冒頭に出てくるのかな

ファッションショーの途中でですね

漢服という中国の服に着替える子たちが

10人ほどいてね

その子たちだけ

別の部屋で着替えることになってたんです

普通のファッションショーの着替えとは別の部屋で

着替えようと思ってたんですけれども

結構イレギュラーなことが起こって

学生のボランティアさんが凄く

たくさん来ちゃったんですね

で、すごく早く来ちゃったんですね

なので、ちょっとじゃあ空いてる楽屋に

入ってくださいって言って

楽屋を案内してたんです

で、そこに子どもたちが、そのスタッフがいっぱい

ボランティアの

その学生のボランティアがたくさん

いたんですよ

僕はスタッフの人に

漢服の着替えしますねっていうので

お願いしますって言って

無線が入ってきて

くれちゃん、なんか

いっぱい人がいるよ

着替えられないよ

えー、ごめん!なんで?

ああ、そうか

そこ、学生が入ってるってなったんです

そしたら別の人が無線でね

「あー、くれちゃん、でも

一番奥の部屋空いてるよ」って言うんです

「ああ、そうなの」って僕テンパってるので

自分の資料見ながら

空いてるのかな?って調べてたんです

そしたら、また別の人が

じゃあ、そこ移動したら着替えられる?

「荷物運べる?」「運べるよ」って

やり取りして「移動するね」って言うから

ああ…あん、わかった

それでよろしくって言って、

もう無事ね、流れていきました

で、これすごく大事だなと思っていて

例えばこれがトップダウンの組織だったら

「くればやしさん、どうしたらいいですか?」になって

僕が一人で「どこが空いてるんだろう?」

「どうなってるんだろう?」って考えて

「○○さん、どこどこの部屋、空いてますか?」

「空いてますよ」「わかりました」

「じゃあ、○○さん、移動できますか?」っていう

このやり取りをやらなきゃいけなかったのが

みんなで考えられたんですね

このことをすごく大事だと思って

実は能楽堂さん

メッセンジャー使えなかったんですよ

全然スマホが通らなくて

無線機が5−6台しかなかったので

そのリーダー的な無線を持ってた方だけで

やり取りをして

成立してました

でも、これ、メッセンジャー使ってた時はですね

もっと面白い展開があってですね

僕ずっとアンフォーレ安城という、安城の

大きな施設で「子育て万博」というイベントを

2年間やらせていただきました

コロナになる前にね

その時も役割分担は一切決めませんでした

むしろファッションショーよりも決めませんでした

どのぐらい決めてないかというと

何も決めないっていう

状態でスタートして

スタートで受付に誰かいるのかどうかすら

わからないっていう状態でスタートしたんです

アンフォーレ借りるときにですね

係の方から役割分担表ありますか?って言われて

そんなものありませんよ

って言ったら、

そんないいかげんなイベントに

貸せませんよって言われてね

なんで役割分担表がないと、いいかげんだっていう

その固定観念はなんだ、みたいなね

ちょっとムカついたんです

メッセンジャーを使ってですね、そこに

「受付の人数が足りません」って来れば

「わかりました」「行きます!」「行きます!」って

そんな連絡が来て、
みんなはそれを見ながら

行動するっていうことをしてくれました

役割を決めてしまうと僕らは動きにくくなる

それよりもそれぞれが自分で考えられる

裁量をちゃんと持っておく

だけども、道を外れないように

大切にしたいことは何かっていうことだけは

共有しておく

これが組織運営で重要かなと思っています

例えば学級経営であれば

僕が何を大事にしてるかというと

雰囲気壊さないようにね

これ、心得だよって話をしておきました

校則がどうとか

そんなことは別に僕はどうだっていいんです

生徒指導の先生なのに

そんなことはどうだっていいんじゃね?

っていう人間だったので

校則よりも大事にしなきゃいけないのは

僕らの掟だと、心得だと

海賊には掟がありますね

あんな感じでね、掟がある

それは何かというと

一緒にこの空間にいる仲間が

嫌な気持ちにならないことをしていこう

これは僕らの心得だよ、って話をしてました

だからルールで決まってないかもしれないけど今

いい雰囲気だったのに

お前、ぶち壊したじゃん、今の一言で

それはちょっと掟に反してるんじゃないの

みたいなね、そんなことをよくやってました

何か私たちが守るべきルールってよりは

これは心の中に留めておいてほしいなっていうことを

ちゃんと共有しておくっていうことが

すごく重要かなと思います

お仕事の中で

それができていないところが多くて

なんかルールはいっぱいあるんだけども

本当に大事にしなきゃいけない事が何なのか

ってことを共有できてないことが多いので

ぜひそれを共有していただけたらなと思います

その子育て万博のときに共有したことは

来てくれたお母さんたちが

何か繋がりを作って帰ってくれたら

最高だよねっていう話をしました

お母さんたち、わりと

孤独に子育てをしていることが多い

だから、来てくれたお母さんが何かほっこりして

心のつながりを持って帰ってくれたら

それで最高じゃないですか

っていうことをみんなに伝えました

それだけを大切にしてくださいね

って話をしました

そして、面白かったですね

あるお母さんが教えてくれましたね

私、今日、ベビーカーで来てたんです

困るんですよね、ベビーカーって

トイレ行くときが困る

子どもがちっちゃいから、トイレ行きたいときに

ベビーカーに赤ちゃん乗ってて

なかなか一緒に行けない時に

スタッフの方が寄ってきてくれて

私、ベビーカー見ときますから

って言って、見といてくれた

いやー、助かりました

あー良かったですね

で、また、あるお母さんがね

あのー、私

ワークショップに参加したいと思ったんですけど

子どもがちっちゃくて

小学校低学年ぐらいで

ちょっと一緒にやれないかなと思ってて

遠くから見てたんです

そしたらスタッフが駆け寄ってきて

いいよ、私、見とくから、参加しなよって言って

参加させてくれました

ありがとうございましたって言われて

なんかこう、ルールとして

そういう人がいたら声をかけてあげましょう

って決めると

何か窮屈じゃないですか

ではなくて

そういう心得だけを決めておいて

大切にしたいことは

みんなで大切にしていくっていうことをね

していくのが一番重要かな

と思っていますね

まあ、学校で言えば、そうだな

子どもたちが輝くような

関わりをしていきましょうね

それが大切ですよねってことが確認されていれば

たぶんド叱って

「お前、何やってんだ!」って

やるってことはあまりいいことではないな

ってことに気付けたりするんじゃないかなと思います

何を大切にするかってことを

ちゃんと共有しておくってことは

家族でも何を大事にする?

ってことを共有しておくことが大事だし

スポーツチームでもね

チームとして何を大切にするか

っていうことをね

共有しておくのが重要かなと思います

では、ここまでの話を聞いて

皆さんが感じたこと

気づいたことを、今度はね、またでも

書いていただこうかな

ちょっとね、ちょっとだけ書いてから

シェアしたいと思います

ここまでの話を聴いて、感じたことをお書きください

どうぞ

では、書けたところまでで結構です

また先ほどのグループでお話しください

どうぞ

はい、ありがとうございます

相手を知ることが大事ですよ、そして

大切にしたいことを大切にする

そんな人たちとね

組織を作るっていうことが大事ですよって

話をしました

逆に言うと

大切にしたいことが共有できない人とは

一緒の組織はできないんだろうな

と思います

ルールで縛ると、大切にしたいことがズレてても

一緒に組織作れますよね

でも、ルールではなくて

大切にしたいことで繋がった組織というのは

もっと強固で

もっとなんかこう

心打ち解けてお話ができるんじゃないかなと思います

オレオレ詐欺の集団いるじゃないですか

やっぱり彼らはですね

世の中金だ!金さえあればいいんだ!っていう

そういう大切にしたいことを

大切にしてる仲間じゃない

といけない訳ですよ

そこにですね

僕のような善人が行ってですね

。。。。

シーンですね

善人がですね、それは良くないんじゃないか

って言いだしたら

ちょっとあなたやめてくださいね

やっぱ俺たちは世の中金だと

金さえ奪えればいいんだ

みたいな人たちの集団なんですよ

っていうふうじゃないと

一緒の組織になれないんですよ

大切にしたいことを大切にし合える

ってことは

同じマインドを持った人たちで一緒にね

組織を作らないといけませんよってことですね

能力が一緒とか気が合うとか

そこよりも何よりも

先にこういう世界を作りたいよね

こういう社会がいいよね

っていうことが共感してる人とじゃないと

一緒の組織は作れないんじゃないかなと思います

そして、最後のセクションはこんな話をしようかな

と思うんですけども

一緒に事業をしていく上で

何が大事かというと

ちゃんとフォローし合える体制を作るですね

フォローする

本の中にいろんなフォローの仕方が

書いてあるんですけども

一番大事なことは

必要としていることを必要としている分だけ

っていう話をしていこうかなと思います

よくアドバイスは添加物みたいなものだよね

アドバイスいらないよって話をするんです

例えば皆さんが美味しく

作ったハンバーグがあります

今日は家族のために美味しいハンバーグを

こねて、しっかりこねて

美味しいハンバーグ作るわ

いい感じに焼けた

さあ、家族に、皿に載せて、さあ

食べて、みんな載せるわけですよ

載せて、皿に載せてハンバーグ食べてもらう

さあ召し上がれって言った瞬間に

息子さんが言うんですね

お母さん、ソースがちょっと、塩が足りないなぁ

もうちょっとケチャップ足した方がいいのかな

よくわかんないけど

ソースがイマイチなんだよね

もうちょっと美味しく作ったらいいかもしれない

俺ね

お母さんのことを思って言ってるんだよ

今度は妹が言うわけですね

お母さん

彩りが良くないよね

ブロッコリーとハンバーグ

ここにプチトマトの一個でも

載ってたら彩りが良くて

いいと思うよ

私ねお母さんのことを思って言ってるの

あなたのことを思って言ってるの

旦那さんが言うんですね

これさ、お前さ、皿が冷たいから

ハンバーグがすぐ冷たくなるんだよ

皿を温めておいて

そこにハンバーグを

載せたらいいと思うんだよね

お前のためを思って言ってるんだぞ

皆さん思いますよね

もう二度とハンバーグなんか作るものか

お前に食わせる飯はない!みたいなね

思うはずですよね

アドバイスって人を傷つけるんです

じゃあ、どんなアドバイスがいいかっていうと

相手が求めているアドバイスです

チコちゃん一緒に出版の企画書を
作りたいんだ、教えて!

この時に
「くれちゃん、こうしたらいいよ」

教えてくれる、これ、嬉しいですよね

でも頼んでもないのに書いてたら

くれちゃん、この企画書、つまんない

「こうした方がいいよ」って

いきなり来たら「はあ?」ってなりますよね

でも、それ、僕が求めてればね、いいですよ

求めてないことをすると

やっぱ相手を傷つけることがある

日奈子先生、今日もね

日奈子先生、来ていただいてますけどもね

すいません、ご紹介ね

先生からたくさんアドバイスをいただきました

たくさん本を出されてるんですけども

僕はでも求めてますからね

アドバイスを、教えてください、本当にね

あの、いろんな方が僕に事業をね、経営

会社経営のこと

本当にいろんな方が教えてくれて

助かってますけども

僕は求めているのでいいんですけども

求めてない人からね

言われるとやっぱりちょっとイラッとしますよね

求めてない人、僕の場合だと

経営してない人から言われるとね

経営してねーじゃんって感じですかね

なんかあれですよ

子育てのアドバイスとかも、アドバイスくれるけど

子育てしてねえじゃん、とかね

なんかあるじゃないですか、そういうのね

だからなんかそのね

こっちが求めている分を
フォローしてあげるっていうのがね

すごく大事かなと思います

で、求める側はいいんだけど

僕らってアドバイスしたいじゃないですか

言いたいんですよ

子どものこととかでも

「ああしなさい」「こうしなさい」って

ついつい言いたくなるんです

余分な一言を

「黙る」が大事ね

「待つ」、で

どうしても言いたいところ

本にも書きました
どうしても言いたいときはね

「アドバイスしていい?」って聞いてみると良いですよ

ちょっと言っていい?

必要?

教えてほしい?

「いい、大丈夫」って言われたら

「うん、わかった」ってね

これが重要ですね

じゃないと

「俺、求めてないのに」ってありますもんね

「蟹アレルギーの人に蟹を送る」のと一緒ですね

これね、すごい美味しい毛蟹なんですよ

是非食べてみてください

むちゃくちゃ美味しいからね

「私、蟹アレルギーなんです!」

相手が求めてないものを良かれと思って送る

ってことを私たちはやりがちですのでね

ぜひ相手が求めているものを届けていく

っていうことを意識していただくだけでもね

ずいぶん人間関係は変わるんじゃないかな

と思います

そうすると、あれですね

ちょっと待てるんですよ

なんか一言、言う前に

この一言、この人に必要かなって

この人の未来をより良くするのかな?って

なんか言ってる自分が気持ちいいときって

あるじゃないですか

アドバイスしてる自分が気持ちいいだけで

相手は求めてない

ってことがいっぱいあるので

何か言う前に

この人にとって本当に

それって必要なことなのかな

っていうのをね

感じながら言葉を選んでいくのがね

より良くなるかなと思います

はい、というわけで今日

いろんなお話をさせてもらいました

そろそろまとめに入ろうかなと思うんです

最後の質問は、こんな質問をしましょう

今日はあなたが得られたことはなんですか?です

今日あなたが得られたことは何ですか?

じゃあ、今日、皆さん何を得られたでしょうか

ちょっとノートに書いてみてください

どうぞ

では、重ねて

もう一つ質問をしたいと思います

あなたにできる小さな一歩は何ですか?
にしましょうか

今から24時間以内に

必ずできることにしましょう

がんばるとかそういうの

できたか、できていないかよくわからないのでね

そうではなく

具体的にじゃあ私これやってみる

今から24時間以内に

必ずこれやってみる

こんな言葉を旦那さんにかけてみる

でもいいし

子どもにこんなことをしてみる

でもいいし

自分になんかこんなことをするでもいいですね

具体的に、そうね

やったかやってないかが

明確にわかるような

答えがいいと思います

あなたにできる小さな一歩は何ですか?
もお書きください

では、最後になりますね

各グループでお伝え合いください

どうぞ

はい、ありがとうございます

では、こちらをご覧ください

今ね、一つ質問を頂きました

ハンバーグの話って

結局じゃあハンバーグの味付けの話はしないの?って

いつするの?っていうお話があって

なるほどなと思いました

この本の中に

掲示物の話がちょっと出てくるので

そんな話をしておこう

と思うんですけども

ある時いつも掲示物を貼ってくれる

男の子がいました

「先生、俺、手伝うよ」って言って

若干、僕、嫌なんです

なぜかと言うと、そいつ、曲がるんですよ

真っすぐ貼れないんですよ

いや、嫌なんすよ

面倒くさいの、忙しいのに、でも

「おお、そうか、ありがとな」って言って

いつも貼ってくれるので

いつも貼ってくれた後に直すんですよ

面倒くさいんですね

一個一個外して、高さ揃えて

それ、気になるんですよ

だんだん上がってくからね

その時に、貼ってくれるときに

アドバイスしたことはなかったですよ

ありがとなって言ったんですよ

でも、あとで、その子と掲示物見ながら

なんか気になることないか?って言ったら

先生なんか俺の、だんだん上がってくね

上がってくなぁ

なあ、上がってくなあ

直しとくなぁ

って話をしてて

また別の機会に

ちょっと本の中に書いたんですけども

向こうから貼れ

先生こっちから貼るからな、って言って

貼ってったんだですよ

案の定、合わないんですよ

先生これまた合わないんだけど

っていうから合わないなあ

なんでだと思う?って言って

わかんないって言う

お前さ、ここにさ

点々あるじゃん、掲示板、点々

ここを合わせたら

合うんだぞ

「ああ…」って

なんでそれ気づかないんだよと思ったけども

もう一回貼るかって言って

もう一回これ全部剥がして

もう一回よしやるぞ、って言って貼って

ほら、合った!ってやってたんですよ

それは正しいことじゃないですよ、忙しいのに

そんなことやってられないですよ

本当に暇だったからね

暇だったから付き合えたんだけども

そんなことをしてました

ハンバーグに限らないんだけども

何か行動した時にそれはこうすべき

ああすべきだと指導しちゃうと

その行動をしなくなる

っていう効果があります

ハンバーグを作った時に

ハンバーグについて指導すると

ハンバーグを作るのはやめようってなります

叱るっていう行動は

何かを促す効果はないんだそうです

何かを、行動を減少させる効果だけがあるそうです

だから子どもが道路に飛び出そうとした

「だめよ、それ!」

これはありなんです

その行動をやめさせたいから

でも宿題やりなさいって言っても

やるようにならないのはそういう理屈です

何か行動を減らすことにしか効果がないから

何かさせるっていうのは意味がないんですね

で、ハンバーグの話で言えば

別の機会に美味しいレシピを見せて

こんなのあったぞ、これ、今度、どうだ?とかね

このソース、旨いわー

ハンバーグ食べに行った時にね

どうやって作るんだろうな

っていうやり取りの方が

気持ちが良いかなと思いますね

何が正しいかはわからないけれども

その人がより良くなろうと思ってくれないと

より良くはならない

さっきの掲示物で言えば

本人が「俺の、上がってる」って気付いて

先生どうやったら真っすぐ貼れるんだろう?

って言ってくれたから

貼れるようになったんであって

こうやって上がってくる子どもを見て

お前、ダメだろ、それ

ちゃんと線みたい引けるだろ?やりなさい!って

指導したら

もう二度と「先生、貼る!」って言わなくなる

っていうだけなので

行動しなくなっちゃうだけなのでね

その人がね

どうしたら行動したくなるかな

自ら動いてくれるかなってところを

考えていくのが大事かなと思います

僕、「自走する組織の作り方」って書きましたけども

裏側にある本当のタイトルは

自分で考え自分で行動する人をどのように育てるか

っていう本でした

元々のサブタイトルそうでしたよね

元々は「自走する組織の作り方」

自走する組織の育て方?作り方だったかな?

サブタイトルが「自分で考え

自分で行動する人をどのように育てるか」

っていうタイトルでした

だからほとんど本の中身というのは

自分で考えられる人、自分で行動できる人を

どうやって育ててきたかっていうことが

ずっと書いてあります

で、さっきの掲示物で言えば

叱ってしまって

これはだめだ

こうしなさい、ああしなさいって言えば

その子は二度と自分から行動しないですよね

めんどくせえなあ
貼ったら先生に叱られるんだったら

俺ボランティアでそんなこと
やらないしってなるところを

俺やった、楽しかった

しかも先生からいろいろ教えてもらった

またがんばろうと思って

その子、そこからは

掲示物貼りの名人になりました

そうやってその人が

自発的に自分で動こうって思ってくれたことを

すごく大事にしていくっていうことがね

重要かなと思います

なんかファッションショーのお話とか

子育て万博のボランティアの話とか全部そうなのね

全部自分がやろうと思って

動いてくれたかが大事ですね

僕、いろんなデザインを、ゆーみん、ここにいるね

デザイナーのゆーみんにお願いしています

今日の本に挟んであるフライヤーもね

アプリのフライヤーもですね、ゆーみんに

作っていただきました

僕はゆーみんへのオファーは非常にいつも簡単ですね

なんか適当にお願いねっていうね

で、できてきたものは、
「じゃあ、それで!」って言うね

これくらいしか言ってません

ウチの会社のロゴもですね

ゆーみんに作っていただきました

ゆーみんからは2案か3案出して

そこから一つ選ぶみたいに言われたので

それは困る、と

2個とか3個あって選ぶのは

大変だ

選べないから僕は

1個だけにしてください

「じゃあ、これで」ってきたやつを

「じゃあ、それで」って言ってね

決まりました

こういうのすごく重要かなと思ってね

なんか出てきたものをいろいろああだこうだ

言ってくと

相手がまたちょっとエネルギー下がっていくかな

っていうのもあって

それになんか僕の方が

優秀なデザイン力があるなら頼まないんですよ

僕が作ればいいんだから

僕よりも優秀な人がいるから頼んでいるので

じゃあ僕は何の意見も言わない

その人が自分の力をね

100%発揮してくれたら

それでいいんじゃないかなと思ってね

いつもいつも人と関わっています

それも僕のフォローの仕方かな

と思っているんですね

はい、さあ1時間半お時間いただきましてね

いろいろお話をさせていただきました

いかがでしたでしょうか

あれ、これってシェアしたっけ?

今日得られたこと、した?ちょっと不安になった

べらべら喋って

だんだん何喋ってるかわかんなくなるんだ

ありがとうございました

じゃあ、インフォメーション、最後にね

ちょっとだけさせてください

えっと、本の話はいいや

あのもしご購入いただけるとしたらね

今日ご購入頂いてサインや

写真も快く応じますのでね

ぜひ

これ、快く応じますって言って

撮ってくれないと凄い寂しいんですけどね

よろしくお願い致します

それからもう一個重要なお知らせがあります

来月8月28日の日曜日に

この会場の上の

300人入る小ホールの方に

僕の師匠であるマツダミヒロという質問家がいます

ライフトラベラーとして年間300日ぐらい

コロナの前はね

ずっと世界中を旅してるような方でした

質問というものを駆使して人生を変えていく

そんな魔法使いみたいな方です

僕はその方と上海で出会って

人生が変わりました

普通の中学校の先生だったけれども

その方に会って、ああ、そうか

自分もこうやってセミナーをしたり

自分の考えを本や動画やいろんな形で発信して

人の人生に関わるようなことをしていきたい

と思ってこの活動をスタートしました

で、その師匠をようやく7年経って

ここにお招きすることができるようになりました

ほぼリアルなセミナーをやることがない方です

テーマは「師匠と俺」ってテーマで考えてますけども

本当に質問で人生は変わるのか

ということをテーマに

質問で人生変わった

いろんなゲストに登壇していただこうと思っていて

たぶん来ていただいて

その話を聞いていただくと

ああ、人生ってもっといろんなことができるんだな

もっと面白い展開があるんだな

っていうことをね

気付いていただけるんじゃないかな

っていう風に思っています

僕も普通の中学校の先生で

一歩間違えればって言い方おかしいですけども

そのときそのまま学校の先生を

続けていれば多分

今頃教務主任とか教頭先生で

普通に学校にいて

普通にマスクを着けて、マスクを着けなさい

ってね指導していたはずですね

でもそこで人生変わって

本を書いたり

セミナーして全国で講演させていただいて

アプリまで作って

そんなことができるようになりました

だから人生って本当不思議なものでね

出会いで変わると思っています

えっと300人規模の会場ですが

実はまだカートをオープンしていない

募集スタートしてないんですが

僕がこっそり集めてですね

150人は埋まっています

えーこっそりやってます

なんか縁のあった方に

来ていただくのがいいかなと思って

8月の28日は是非ね

またご予定空けておいていただけたら

ご登録頂いたメールの方に

送らせていただきますので

ぜひまた来ていただいてね

なんか人生変わる時間を

一緒に共有できたら
嬉しいかなと思っております

あとは何だろう

アプリもできているんですが

なんかまたちょっとご紹介をメールとかで

させていただきます

あのいろんなことを

一緒にやっていけたらな

と思っております

そのぐらいかな、インフォメーションは

講演会はここまでにしたいと思います

最後になんかお写真撮りたいんですけど

よろしいですか

あれ、息子です

みなさん、ありがとうございました